明らかに使っていないのに捨てられない…。
そんな経験、ありませんか?
『いつか使うかも』
『高かったからもったいない』
と考えてしまい、モヤモヤした日々を過ごしてしまう。
私も同じです。
今回は、無理なく手放すための2つのコツをご紹介します。
緊急性がなく、自分で片付けを進めていきたい方向けの内容です。
目次
1.片付けるなら捨てなきゃだめ・・・?
2.片付けを進めるための2つのステップ
①使っていないものだけを一か所に収納する
②定期的に見直す
3.まとめ
1.片付けるなら捨てなきゃだめ・・・?
結論ですが、
急いで手放す必要はありません!
捨てて後悔するくらいなら、自分のペースで進めていくのが一番です。
無理に手放すことで、片付けが怖くなることもあります。
特に、こんなものは手放しにくいと感じる方が多いです。
・思い出のあるもの(あまり思い出せないような旅行先で買った置物や、学生時代の手紙)
・高かったもの(ほとんど着ていないブランド服、ほとんど使わなかった家電)
・いただきもの(気持ちは嬉しかったけど、使いこなせていない贈り物)
・かつてのお気に入り(昔は大好きだったけど、今は使わなくなった物)
・壊れていないもの(「まだ使えるから…」と手放すのをためらう物)
・なんだか捨てづらいもの(処分したらバチが当たりそう、なんて思ってしまう物)
どれも、「まだ使える」「気持ちが残っている」と感じるからこそ、なくても困らないのに迷ってしまうんですよね。
でも、大丈夫です。
それでも手放せないなら、次のステップを試してみてください✨
2.片付けを進めるための2つのステップ
それでは、片付けを少しずつ進めるための2つのステップを紹介します。
①使っていないものだけを一か所に収納する
手放す候補をまとめておくことで、片付けがしやすくなります。
また、生活スペースがスッキリし、使いたいものがすぐに見つかるようになります。
たとえばこの写真のように、使っていない服を箱にまとめておくのは、とても手軽な方法です。
手放す候補をひとまとめにしておくことで、片付けのハードルが下がり、
今使っているものとの区別もつけやすくなります。
特におすすめなのは、使わなくなって半年以上経っているもの。
半年以上使っていないものは、「最後に使ったのはいつだっけ?」と、
意外と思い出せないことが多いです。
それを目安にして今すぐ使わないものをひとまとめにしておくと、
自然と今の自分に必要な物が見えてきます。
この一か所にまとめるという方法は、服に限らず、
本や小物、キッチン用品などどんなジャンルでも応用可能です。
🌱ここでのポイント
・収納スペースの上限をあらかじめ決めておく(引き出し1つ分、衣装ケース1個分など)
→量が多すぎると選びにくくなるので、生活に支障が出ない範囲にとどめる
・定期的に見直す前提で、ラベリングしておく
🌱ラベルに書いておくと便利な項目
・見直す予定の時期(おすすめは半年後くらい)
・中身のカテゴリ(例:夏物の服、趣味グッズ、美容グッズ、ガジェット など)
こうしておくことで、なんとなく溜めっぱなしにせず、
未来の自分が迷いなく判断しやすくなります✨
②定期的に見直す
感情の変化を観察することで、無理なく手放せるタイミングがわかります。
気持ちが冷めたと感じたら、その時に手放せば良いのです。
そんなときは、こんな視点がヒントになります。
・他で代用できるものがあるか
・今の生活スタイルでは使わないと、はっきり言えるか
・もし将来また必要になったとき、今の自分に合ったお気に入りを選び直せると思えるか
こうした気持ちがそろうと、手放すことへの不安がふっと軽くなることがあります。
私も、2年間手放せなかったコートがありました。
着ていないのはわかっていたのに、
「いつか必要になるかも」と思ってずっと持っていたコート。
月に1回だけ、オフィスカジュアルが必要な業務があり、
そのために取っておいたものでした。
でも、業務内容が変わり、その場に出ることがなくなって、
着る機会は完全になくなったんです。
それでも、「冠婚葬祭やドレスコードのある場面で使えるかも」と思い、
なんとなく手放せなかった・・・
さらに当時の私は、家計管理を見直して、使える予算を意識するようになりました。
そうすると、「次に必要になった時も、すぐに買えないかも…」という不安も薄れていったんです。
そして何より、
これを着てどこかに行きたいと思えないことにも気づきました。
丈が長くて、暖かいけど重くて疲れる🌀
気持ちが離れていたんですね。
見直しを何度も繰り返し、やっと手放す決心がつきました。
3.まとめ
無理に捨てようとしなくて大丈夫。
自分のペースで、少しずつ気持ちと向き合っていけたら、それで十分です。
片付けは、今の自分のためだけでなく、未来の自分のためにもなる行動です。
最近、私自身も体力の変化を感じたり、
母の体力が少しずつ落ちてきているのを見て、
未来の自分に、できるだけ負担を残さないようにしたいと実感するようになりました。
今日が人生でいちばん若い日。
無理のないうちに、少しずつ見直していくことが、
未来の自分を守るやさしい選択になると思います。
焦らなくていいんだよ、ってそっと自分に言い聞かせながら、
一緒にゆっくり進んでいきましょう🌱✨
けいこ